2.「蒸発→雲発生→降雨」のモデル実験

(1)降雨とは
 空気中で水蒸気が冷やされて,凝結核のまわりにつくと水滴の雲粒ができます。
  雲粒が成長して重くなると空気抵抗で浮かんでいられなくなり,降雨(あたたかい雨)
 となります。
  これらの現象を再現して観察してみましょう。
 (注:「降雨」については,大きな雨滴が落下する実際の現象とは異なり,正確には
       大きな雲粒がゆっくりと落下している現象を観察します。)

(2)「蒸発→雲発生→降雨」の観察用具の製作
  @PETボトルの上端をカッターで切り取り,開口部を作ります。
 Aサラダカップの底面にコンパスカッターで円形の穴をあけ,ボトルに取り付けます。
 B取り付け部全体に水漏れ防止のコーキングを施します。

(3)実験・観察
 C図のように湯と氷をセットし,線香の煙を少し入れてサラダカップのふたを閉めます。
  (比較実験:線香の煙を入れないとどうなるでしょうか?)
  Dゆっくりと降下する雲粒をビデオカメラを使ってモニターで観察します。


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