32.教室で実現するプラネタリウム −エアドームの製作−

 写真のように,ふつうの扇風機1台でふくらむエアドームを作りましょう。
 天文学習の効果が大きく高まることが期待されます。
 
 

直径3mプラネタリウムドーム
下表の寸法を元に舟形の型紙を作り、白色ビニール袋を切り取ります。
のりしろ部分として10cm程度大きく切り取りましょう。
8枚を両面テープで接着してドームを作ります。
【ドーム部舟形設計図】 
 

【球形8分割舟形寸法】            
S(cm)	W(cm)
0	0
12.1	5
24.2	10
36.3	14.9
48.5	19.7
60.8	24.3
73.1	28.8
85.5	33
98	37
110.5	40.8
123.2	44.2
136	47.4
148.8	50.1
161.9	52.5
175	54.5
188.2	56.1
201.5	57.3
214.8	58
228.3	58.3
235.6	0
  

【ドームベースリング】
プラスチック板、ベニヤ板等堅い材料でベースリングを作る。
右図の部品を8枚、一端は、差し込み接続出来るようにする。
 ベースリングとドームを両面テープで接着する。
               
【外観図】
机の上に置き、机と机の間は、段ボール等で目張りする。
一カ所出入り口を設け、出入り口近くに扇風機を置き、風をドーム内に送り込むと、
ドームがふくれてくる。出入り口は常に開けたまま、扇風機で送風を続けて使用する。