33.教室で実現するプラネタリウム −投影機の製作−

 「32.プラネタリウム用エアドーム」で使用するのに適切な投影機の
自作方法を紹介します。
 市販の投影機(数万円〜数十万円)と同等の星空再現を行うことが簡単に
できます。

(1)光源
 アルミビーム球(ホームセンターで販売):単3電池2〜3本で使用。
 (この「球は,光の方向によってムラが出にくいので良い。)

(2)ピンホール:下の plane-1 から plane-6 の6枚を厚手の光沢紙に
 印刷して,恒星の等級に対応させて,ドリルなどで穴をあける。
 (厚手の光沢紙は,バリが出ないので良い。)
  6枚の平面を立方体に組みたてる。

(3)極軸
 ペンライトの筒などで極軸を作り,極軸の先で電球が光るようにする。 

(4)台
 極軸を台に取り付ける。
 極軸の角度を変えられるようにしておくと,緯度変化の投影に対応できる。 

図1 
 
図2
 
  
図3
 
 
plane-1
 
plane-2
 
plane-3
 
plane-4
 
plane-5
 
plane-6
  

恒星の位置や等級のデータを確認するには下をクリックしてください。
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