119.フーコーのふりこ −津市での実験−

1.フーコーのふりことは  地球が自転していることの証拠として、フーコーが巨大なふりこを振らせ、その振動面が回転する ことを見せたものです。  ふりこの振動面は宇宙空間に対して変化せず、観測者が地球とともに回転するために見られる現象 です。 2.ふりこの振動面が24時間で回転する角度  北極で実験すると、24時間で360°回転しますが、赤道では回転しません。  この回転角は、360°×sinφ (φは緯度)となり、津ではおよそ、360°×sin35°=206°とな ります。  ふりこの振動面を回転させるみかけの力は「コリオリの力」と呼ばれ、高緯度ほど強くはたらきま す。   3.実験映像について  14時から翌日の14時までの24時間にわたり、ふりこを振らせました。撮影は、ビデオカメラ のインターバル機能を使って、10分ごとに2秒の撮影を繰り返しました。編集で途中速度を速めて います 映像を見る