125.動体検出動画キャプチャーソフトの活用

(1)タイムシフト動体検出動画キャプチャーソフト(UFOキャプチャー) 
 教室での演示実験をビデオ撮影し、そのままつづけて映像解析などをプレゼンテーション
する際に、最近普及してきた「タイムシフト動体検出動画キャプチャーソフト」を用いると
効果的です。(ソフトの使用法については、当該HPを参照してください。)
(http://hp.vector.co.jp/authors/VA034934/  からダウンロード)

  キャプチャーソフトを実行→好きな時刻に現象を起こさせる→PCで再生・解析

  これが可能となるのは、ソフトが「動体を検出」して、あらかじめ設定しておいた「前後
の時間を含めて」、「動画キャプチャー」し、「自動保存」するからです。これによって、
演示者はゆっくり説明を行ったりしながら好きな時刻に現象を起こさせ、ゆっくりとPCに
歩いていき,ワンクリックでちょうどいいところの映像を再生することができます。
 また、126.ストロボアニメーション・ソフト と併用することでいっそう効果的なプ
レゼンテーションが可能となります。

  

(2)高感度カメラを併用した夜間自動観測システム
 WATEC高感度モノクロCCDカメラの映像をADコンバータ(デジタルビデオカメラ
で代用可能)を介してパソコンに取り込みながら、上記のようなソフトを使うことで、夜間
にランダムに発生する自然現象をたくさんとらえることができます。
 流星、高々度放電現象(スプライト)、人工衛星などの地学現象のほか、夜間の鳥の渡り
などの生物現象の撮影にも便利です。

  
     大流星の分解画像(下は月)                  夜間の渡り鳥
           2004年8月12日03時16分 津市                 札幌市 中森達さん 撮影