127.ペルセウス座流星群

  毎年8月13日頃(太陽黄経140.0°)に活動の極大を迎える、観察しやすい流星群です。
 放射点は、ペルセウス座の二重星団付近(赤経47°赤緯+58°)にあって、明け方に
 近づくにつれて放射点高度が高くなり、出現数が増加する傾向があります。
  母天体はスウィフト・タットル彗星ですが、古い起源の流星群のため、流星物質は軌道上
 に広く分布し、毎年安定した出現数(極大時で50〜100個程度)を見せます。 
    速度が速く、痕を残しやすい性質があります。
  下の画像は、2004年8月12日に出現したペルセウス座流星群の大流星の映像をフレームに
 分解したものです(下に見えるのは月)。また、映像は同じ日のペガサス座付近の方向に出
  現した流星群を編集したものです。



 
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