309.帯状高気圧

(1)帯状高気圧とは

 春や秋には移動性高気圧と低気圧が交互に日本にやってきて、2〜3日の周期で天気が変化
しやすくなりますが、複数の高気圧が東西に連なって、低気圧が日本の北や南を通過するだけ
のようになることがあります。このような高気圧を帯状高気圧といって、数日から1週間程度
晴天が続くことになります。

(2)2006年10月の帯状高気圧
 10月の雲日記カレンダーを見ると、晴天の日が多くあったことがわかります。中でも、
16日〜21日にかけての週はとても天気の良い日が続きました。
 これをたとえば、17日・18日の地上天気図で見てみると、東西に連なる高気圧の勢力範囲に
あったことがわかります。

天気図提供 気象庁・(有)メテオプラネット