333.食変光星
(1)食変光星
明るい主星と伴星が見かけ上かさなりあうことによって、両者をあわせた明るさが変化します。
そのしくみをアニメーションでご覧ください。
<食変光星のアニメーションと説明を見る>
(2)食変光星のモデル実験
大きく明るい電球と小さく暗い電球でかんたんに理解することができます。
(2)食変光星の実際の変光のようす
変光星名:RZ_Cas(カシオペアRZ)
変更範囲:6.2-7.7(等級)
変更周期:1.195247日(28時間41分)
*変更周期は、主星と伴星が共通重心を一公転する時間であって、減光している時間とは関係がありません。
グラフをみると、減光に2時間程度かかっています。
撮影日時:2006/10/25 20:24-24:24(JST)
撮影方法:高感度ビデオカメラにカメラレンズを取り付け、画像をパソコンに取り込みました。4時間の変光が
10秒になるように撮影後、編集しました。
グラフについて:光度測定ソフト(Limovie)にて測定した光度を、エクセルにてグラフ表示しました。
縦軸は明るさ、横軸は時刻(JST)です。青い点が光度測定値、赤い折れ線は、測定値50個ごとの移動平均です。
これを見ると、20:50頃から減光し始め、23:00頃に極小を迎えたらしいことが分かります。
<変光星の映像を見る>