505.日没・日の出と金星の動き(微速度撮影)

(1)金星の動き
 
 金星は、太陽系で地球よりも内側の軌道を回る内惑星です。
 そのために、太陽から大きく離れて見えることはなく、最大で約46°(最大離角)です。
 太陽よりも東側にあるときは夕方に「宵の明星」・「一番星」として、太陽よりも西側
にあるときは、
「明けの明星」として見ることができ、真夜中などには見えることはありません。

(2)金星の満ち欠け(CG)

 太陽のまわりを公転する金星を地球から見た位置関係でどのような満ち欠けが見えるか
を考えてみましょう。

 金星の満ち欠けのCGを見る

(3)金星の満ち欠けの模型

 100円ショップで入手できる材料で模型を作成しました。太陽にはプッシュ式のライトを、金星にはクリスマ
スツリーのパーツの反面を黒く塗って使いました。

(4)日没と金星の動きを微速度撮影

 夕方の西の空、太陽を追いかけるようにして、金星が沈んでいく様子を撮影しました。
 金星は十分明るいので、家庭用ビデオカメラに写すことができます。
 カメラの明るさは、すべて自動露出のまま撮影しました。

 2005年6月5日18時30分から  180倍速 

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(5)日の出と金星の動きを微速度撮影

 明け方の東の空、太陽を先導するようにして、金星が昇ってくる様子を撮影しました。

 2006年2月14日04時30分から  180倍速

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