508_1.日周運動の動画をデジタルカメラで作成する
デジタルビデオカメラや高感度CCDカメラとパソコンを連携させて天体の微速度撮影を行
う方法について、別の項でいくつか紹介をしています。その他に、デジタルカメラで連続的に
たくさんの画像を撮影し、それをつなぐことで動画ファイルを作成する方法もあります。
デジタル一眼レフカメラで天体を容易に美しく撮影できるようになってきたことをうけて、
美しいカラーの日周運動の動画を撮影する方法を紹介します。特に魚眼レンズや超広角レンズ
による撮影は、デジタル一眼レフカメラならではのものです。
もちろん、この方法は、雲の動きや生物の動きなど、理科のいろいろな対象の撮影にも使え
る技術です。
(1)フリーソフトで、静止画像をつないで動画を作成
(以下のソフトウェアの検索およびダウンロードについては、説明を省略します。)
例1.「Mam's Avi Maker」を使う場合
@画像ファイル(*.jpg または *.bmp)をドラッグし、
A画像1枚あたりの秒数を指定し、
B作りたい動画のサイズ(縦横)を入力し、
C「ファイル作成」をクリックして、保存場所とファイル名を決める
これだけの操作で動画(*.avi)を作成することができます。
例2.「Jpg2Avi」を」使う場合
動画にしたい素材をまとめた一つのフォルダを作ったあと、
@「フォルダ」を指定し、
A「リサイズ」(サイズ変更)を設定し、
B「設定」で再生速度や圧縮について設定し、
C「AVI」ファイルを作るか「WMV」ファイルを作るかを指定。
D 最後に、「再生」をすると、動画作成が行われます。
(2)デジタルカメラで星野写真を撮影する際のポイント)
・必ず、三脚とレリーズを使うこと。(ぶれないように)
・レンズのピントを無限遠(∞)に。
(オートフォーカスやズームレンズの場合、∞の位置が正確ではないので、遠くにある
明るいものなどで自動でピントをあわせたあとにピント位置を固定するか、マニュア
ルフォーカスにして目でピントを合わせる。)
・恒星が点像となる露出時間は、使用するレンズの焦点距離によりますが、15〜30秒程度。
(焦点距離が長いほど、点像でおさまる露出時間は短くなります。)
・テスト撮影をして適正な露出をさぐる。
(撮影地の条件でもかわる。レンズの絞りは開放付近で、ISO感度で調節。)
・1枚の撮影を終えて次の撮影に移るまでに5秒ほどの間隔をあける。
(カメラ内での書き込み時間を確保)
・あると便利なのが、インターバルタイマー。
(カメラメーカーのオプションを調べてください。)
(3)「天の川の日周運動」の作成−素材ファイルを使って練習してみましょう−
素材ファイルのダウンロードは、こちら を右クリックし、「対象をファイルに保存」
してください。
解凍すると次のような、天の川の静止画像の入ったフォルダになります。
これを使って作成した天の川の日周運動の作例をご覧ください。
WMVファイルに圧縮しているので画質が落ちていますが、AVIファイルにしたものは、と
ても美しいものです。
<天の川の日周運動を見る> ←クリック