508_2.気象衛星ひまわり画像を動画教材にする

 教育利用可能な気象衛星ひまわり画像を連続で再生する動画を作成しましょう。
 市販ソフトを使用したり、GIFアニメーション作成を行ったりする方法もありますが、次
のようなフリーソフトでAVIファイルにするのが、映像がきれいで制御もしやすく、授業等
で活用しやすい動画となります。

(1)フリーソフトで、静止画像をつないで動画を作成

 (以下のソフトウェアの検索およびダウンロードについては、説明を省略します。)

例1.「Mam's Avi Maker」を使う場合
 @画像ファイル(*.jpg または *.bmp)をドラッグし、
 A画像1枚あたりの秒数を指定し、
 B作りたい動画のサイズ(縦横)を入力し、
 C「ファイル作成」をクリックして、保存場所とファイル名を決める
 これだけの操作で動画(*.avi)を作成することができます。

例2.「Jpg2Avi」を」使う場合

 動画にしたい素材をまとめた一つのフォルダを作ったあと、
 @「フォルダ」を指定し、
 A「リサイズ」(サイズ変更)を設定し、
 B「設定」で再生速度や圧縮について設定し、 
 C「AVI」ファイルを作るか「WMV」ファイルを作るかを指定。
 D 最後に、「再生」をすると、動画作成が行われます。

(2)気象衛星ひまわり画像

 Webサイト「高知大学気象情報頁」の「保存書庫」には、1時間ごとの赤外画像が保存さ
れ続けています。また、最近は解像度の高い可視画像も保存されています。

(3)「ひまわりムービー」の作成例

 2007年6月8日の16時30分頃、津市で写真のような雷を伴う激しい雨が降りました。
 これは、上空の寒気を伴う低気圧(寒冷渦)によるものです。
 通常の低気圧は、偏西風に乗って西から東に進むものですが、寒冷渦はいろいろな動きをし
ますし、また地上天気図にも顕著には表れない擾乱です。このときの寒冷渦の3日間の動きを
上の方法でムービーにしました。ご覧ください。
 
「寒冷渦」のひまわり動画を見る> ←クリック