516.台風の風による塩害

(1)台風と塩害

 2005年、三重県に強い東風をもたらした台風が、海塩(降水粒子の核や海水のしぶきなどと
考えられる)を樹木などの東側から吹き付けて被害をもたらしました。

(2)塩害を受けた樹木のようす

 台風が去ったあとの神戸高等学校のメタセコイアの写真を掲載します。
 メタセコイアは示準化石として有用ですが、このことから、古環境の推定にも役立つ示相化
石でもあることがわかります。