626.小惑星による恒星食
1.太陽系内の天体である小惑星は、太陽の周りを軌道運動しています。
 その運動中に、太陽系外の恒星の前を通り過ぎると、恒星は一時的に暗く
 なります。暗くなる時刻・明るさが戻る時刻を、複数の地点で測定すると
 小惑星のシルエットが浮かび上がり、形や大きさが測定できます。まれに
「ふたごの小惑星」が発見されることもあります。
 2008年12月8日の現象をビデオで見てください。(鈴鹿市にて撮影)
 
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 *画面中心にあるのが恒星で、小惑星は左から右へ通過していきます。  *大気の揺らめきで、小惑星も恒星も形がひずんでいます。 2.各地で測定された時刻から、以下のような小惑星の形と大きさが浮かび上が  りました。(*鹿児島県薩摩川内市せんだい宇宙館による提供画像)