666.気体の溶解過飽和

炭酸飲料の栓を抜くと液体中に解けていた二酸化炭素の泡が出てきます。
液体中にとけ込む気体は、圧力が高いほど、また、液体の温度が低いほど多く溶けます。


条件が整うと水道水から、溶けていた空気が一斉に発泡します。


水道水から空気の発泡


2009年1月15日 昼過ぎ
水道水の水温13℃
外気温4℃

水道からコップに水を注ぐとすぐにコップ全体が細かい泡で覆われた。
泡は無色無臭。泡の消えた後の水の味は通常の水道水と変わらず。
水道の水は屋上に設置されているタンクから供給されている。


空気の水に対する溶解度(1気圧下)
 0℃  水1cm2 中 0.029cm2
20℃  水1cm2 中 0.019cm2 
               理科年表より