光・赤外線の波長測定
1 実験装置 2 光源までの距離 3 回折格子
白熱電球の前に木板2枚を取り付
けて、線光源とする。1mものさし
を光源中央付近に取り付ける。
光源と回折格子の距離は、
L=50[cm」程度がよい。
この距離では、ものさしのめもりを
読み取ることが可能。
回折格子の格子定数は、
d=1/500 [mm]  
干渉光が明るく、2次干渉まで
見える。
4 1次干渉像 5 2次干渉像も見える 6 ビデオカメラで撮影
回折格子に目を近づけていくと、
1次の干渉像が左右対称に見えて
くる。波長が短い青色が内側。
線光源は0次像。青色の端・赤色の
端の光源からの距離を読み取り,
測定し、X1、X2とする。
1次干渉像の外側に、2次干渉像も
見えてくる。3次以上が見えるか
どうかは、格子定数で決まる。
この場合、3次以上は存在しない。
目をおく位置にビデオカメラを置
いて観察する場合、表現される
色合いが肉眼とは少し異なる。
赤外線をとらえるモードにもして
みる。
7.光の波長を計算 実験の映像 8.赤外線の波長を測定
青色の端の波長をλ1、赤色の端
をλ2として、
dsinθ=mλ (m=1) 
sinθ=X/√(L*L+X*X) 
という関係から、計算する。
光・赤外線の 波長を測定 テレビのリモコンが発する赤外線
のおよその波長を測定しましょう。
映像から、リモコンの赤外線が見
える位置のXを読み取り、7.と同
様に計算します。