1101.「人の声で、クントの実験」

(1)「クントの実験」とは

 コルク粉末や小さな発泡スチロール球をガラス管内に入れ、管内の空気に生じる定常波を可視化して
観察する実験です。定常波の節の位置に粉が集まりますが、粉の素材等によっては逆に腹に粉が集ま
る場合もあるようです。粉が集まった場所の隣り合う間隔の2倍がそのときの音波の波長となります。
 
(2) 人の声で行う「クントの実験」

 管の一端から発声し、声の高さを変えながら、管内の気柱と共鳴するような高さの声を出します。
 このとき、自分では振動の様子が見えにくいので、鏡を使ったり、協力者に観察してもらって合図を
してもらうと、実験しやすくなります。
 

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