ゴム板で大気圧実験
 
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  1気圧は、約1013[hPa(ヘクトパスカル)]です。
 1 [Pa] = 1 [N/m^2]
 1 [hPa] = 10^2 [N/m^2]
 
よって、
 1013 [hPa] = 1.013*10^5 [N/m^2]

 [1平方メートルあたり] を
 [1平方センチメートルあたり] に直すと
 1[m^2] = 10^4 [cm^2] なので

 1013 [hPa] = 1.013*10 [N/cm^2]

 つまり、1[cm^2] に約10[N]の力がかかることです。

地表の重力で10[N]を作るには、

     mg = 10 [N] より
およそ m = 1.02 [kg] となります。

1気圧とは、1平方センチメートルあたり、約1kgの重さがかかること。 

といえます。

*1平方センチメートルは、爪の面積程度です。

実験に用いているゴム板 30[cm]×30[cm] = 900 [cm^2]
の面積では、約900[kg]の重さになります。

大気圧は、四方八方からかかりますから、ゴム板と机は、上下から押しつけられることになります。

*もちろん、ゴム板は900[kg]の重さを引き上げることは出来ませんが、机程度なら簡単に持ち上げれます。