北海道に進んだ爆弾低気圧によって、急激に冬型気圧配置になりました
昨夜から北西の風が強く吹き、三重では朝から断続的に降雪・降雨がありました
夜は、北陸地方の上空に20個ほどの高々度放電現象「スプライト」をとらえました
その存在がきちんと確認されたのはなんと20世紀末のことで
それまでは航空機パイロットが目撃して「スプライト(妖精)」と呼んでいたのです
地上10km以下の雷と同時に上空70kmに発生するわずか1/100秒の放電発光現象です
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夜明け前に現れた「スプライト」
高感度モノクロCCDカメラによる撮影
肉眼で見ると赤色です
場所を異動する
「ランニング・スプライツ」

  午前中の雪は「雪霰(ゆきあられ)」↑
  雪の周りに水滴が付着して白っぽく
  不透明なかたまりになっているものです

←西の空に月、山沿いに積雲

晴れたり雲がきて雪が降ったりを繰り返した様子です
↓ 12時の天気図  昨日の正午に1004hPaだった低気圧が964hPaに!
24時間で40hPaも下がるすごい「爆弾低気圧」でした
↓ 9時の衛星赤外画像と天気図の合成(ひまわり+天気図)
2006年11月5日(日)