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2006年11月5日(日)
「上空の寒気トラフによる突風」 (桑名市 昼)
 
     上空に寒気を伴った気圧の谷(トラフ)が、北陸から関東に通過していきました。
     これは、地上天気図には現れない、上空の凶暴な低気圧で、激しい気象擾乱をもたらす「寒冷渦」です。
     この現象の進度は予想しやすく、もちろんきちんと予測され、ニュースなどでも呼びかけられていました。
     しかし、台風や低気圧と違ってこの現象については一般によく知られていないようです。
     (「気圧の谷」ということばそのものがわかりにくいですよね)
     関東では、突風でテントが飛ばされ、多くの人が負傷する事故などがありました。
     一般に理解しやすく、警戒感をもつことのできる現象名が必要なのかも知れません。
     正確な表現ではないけれど、「寒気ストーム」という名称をこのサイトでは使っていこうかと思います。
     
    
    
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昼すぎ 南東の空
急に黒い雲が立ちこめてきて突風と雨

西の空
降水現象が見られる雲です

夕方 快晴 月♪

(気象庁・メテオプラネット提供の高層天気図 500hPa 09時)

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像13時)

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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