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2007年6月2日(土)
「環水平アーク」 (鈴鹿市 10:50)
 
     朝は活発な積雲と波状構造の高積雲の重なりが美しく見られました。
     その後、平野部では晴れていましたが、10時50分ころにみごとな「環水平アーク」が出現。
     青空の中にパステルトーンの水平虹がとてもきれいでした。
     太陽をおおうような巻層雲ではなく、点在する巻雲のような小さな巻層雲が太陽の下46°にきたときに
     このアークが見られ、また、太陽の22°下にはタンジェントアークも見られています。
     しばらくすると、右の方にあった雲が色づいてきました。
     環水平アークは、文字通り水平(地平高度が同じ高さ)に現れるのです。
     夕方、巻層雲がひろがってきたので、太陽の左側22°のあたりを微速度撮影しました。
     夕方の22°ハロ(60倍速)←クリックしてください。 流れる巻層雲の中に浮かび上がるハロがきれいです。
     また、瞬間の幻日(60倍速)←クリック では、ほんの短い時間だけ輝く(たぶん)幻日が映っています。

    
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朝 桑名  活発な積雲と 波状構造の高積雲
10時50分頃から 鈴鹿で 太陽の46°ほど下に環水平アーク  22°下にはタンジェントアークも
拡大 右の方の雲にも現れる 夕方 22°ハロ
巻雲
砂場のクロウンモ
表面が酸化して金色
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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