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2007年6月4日(月)
「つるし雲の卵(ずきん雲) & 今季4度目の環水平アーク」 (四日市市:朝 & 津市:昼)
 
     朝、鈴鹿山脈付近に複雑なレンズ雲系の雲の群れ。
     その中に、小さいながらも二段の積雲がレンズ雲をかぶっているのがあって、
     「つるし雲」のたまごみたいに思えました。
     また、亀山市では、やや活発な対流雲。ここは鈴鹿山系と布引山系が合流する、「山脈の三叉路」。
     1000mを超えるような山はないけれども、おもしろい雲のできそうな場所なのです。
     昼には津市に巻層雲が約1時間やってきました。
     夏至が近づいているので、昼の太陽はほとんど真上。ひざしが強烈です(もちろん紫外線も)。
     サングラスをかけて観察していると、みるみる22°ハロが明るくなっていきました。
     こうなると気になるのは太陽の46°下。しばらくすると、期待通りの「環水平アーク」です♪
     巻層雲が通り過ぎた後には、さわやかな青空が広がりました。

      22°ハロと環水平アークのムービー(60倍速) ←クリック
    
    
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鈴鹿山脈にできた
つるし雲のたまご?
その強調処理

(ここまで四日市市)
やや活発な積雲1
(亀山市)
やや活発な積雲1
(亀山市)
(ここから 昼 津市)
明るい全周22°ハロ
太陽の46°下に 「環水平アーク」
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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