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2007年7月
「マルチセル・ストーム」 (鈴鹿市 夕方 北北東から北東の空)
 
     三重県北中部は、午前中、南東風による積雲列ができて、その上を吹く風によるレンズ雲ができていました。
     その後は雲ひとつないような快晴で気温も上がりました。
     夕方、津市から北北東の方角に、ぽつんぽつんと活発そうな積乱雲が遠方に見えました。
     なんとこれは、岐阜県飛騨地方〜東濃地方に生じた巨大な積乱雲群(マルチセルストーム)でした♪
     高く発達して雲頂がかなとこくもになって広がり、日没の頃は、積乱雲が連結したようになっていました。
     明日の夜は夜半から「ペルセウス座流星群」が見られそうです。

    
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朝 四日市市 南の空  南東風でできた積雲列 その上にかぶさるようなレンズ雲
夕方 津市 北北東の空  遠くに見える積乱雲 (左から 16:21 16:21 16:30) 16:53 津市
120倍速ムービー
「かなとこ雲」
かなとこ雲になっている 16:53 津市 17:48〜18:18 鈴鹿市
17:36 17:53
鈴鹿市 マルチセルストーム(複数の積乱雲が連なる)
17:53 鈴鹿市 鈴鹿山脈に 細くたなびくようなレンズ雲 18時ころ 鈴鹿市
18時20分ころ 鈴鹿市にて 18時40分ころ 四日市
かなとこ雲がつながり 大きな積乱雲になる

19時ころ 桑名市から 日没後も赤く輝く 高度が高い 晴れた空のグラデーション

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像18時)

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像19時)
完全に日没しても、積乱雲のかなとこ雲が照らされています。

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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