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「 外接ハロ と 幻日環 」 (津市 10:03) 解説の図は ここ をクリック |
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昨夜の雨があがり、停滞前線が南に離れたため、朝から三重県には上層の雲がかかりました。 まず、目をひいたのは、北の方に向かう細長い巻雲が遠近法で放射状に見えたこと。見とれるような美しさです。 その後、巻層雲が太陽にかかりはじめ、22°ハロ(内暈)。よく見ると上部が明るく、内暈の円より大きな曲率半径。 しばらくすると、その姿が明らかになりました。内暈に接する楕円形の光、「外接ハロ」です。 外接ハロは、タンジェントアークと同質のもので、太陽高度が30°以上あるときにこの形で見られます。 ちなみに、今日の太陽高度は、9時に 40.3°、10時に 50.3°でした。 (4月11日のハロもたぶん外接ハロみたいです。このときは内暈がはっきりしない) やがて両側に「幻日」も現れ、さらに幻日と同じ地平高度で太陽を通る「幻日環」もあらわれました。 あらためてこれらの写真を見ても、空に描かれた光の幾何学模様に驚嘆するばかりです。 今日はほかにも巻雲の「もつれ雲」やいろいろなタイプの巻積雲など、上層雲が美しい青空でした。 午後からは高層雲にかわり、西の方は晴れていますから、たいへん美しい夕焼けとなりました。 高層雲の端っこがすごくはっきりしています。北西の方向、若狭湾の沿岸あたりです。 ここから、冬の積雲列がやってくるんですね。空を見通せるって、なんだかいいなあ、と思いました。 見えている空の景色は場所によって少しずつ違ってはいるけれど、同じ景色を見ている人たちがいることを お互いに知らずにいますよね。 同じ空を見ている人たちのことを思い浮かべることも、やっぱりなんだかとってもいい♪ |
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8:43 北北東に流れ 遠近法で放射状に 見える巻雲 |
8:46 南 巻積雲 | 8:47 | 8:48 | |
9:01 22°ハロ 外接ハロが見え始めた |
9:08 | 9:13 | 9:14 | |
9:27 下部にも | 9:46 外接ハロが明瞭に 幻日環も見え始めた |
9:48 | 9:50 | |
9:50 拡大 | 9:54 幻日環に 幻日が見られた |
9:54 | 9:55 | |
9:57 左の幻日 | 9:57 | 9:58 両側バランスよい | 9:59 | |
9:59 | 9:59 | 10:01 | 10:03 | |
10:23 南から巻雲 | 10:24 | 10:24 | 10:26 | |
10:26 | 10:28 もつれ雲 | 10:28 巻積雲 | 外接ハロと幻日環(図示) | |
17:20 北西 高層雲 | 17:20 くっきりした雲の境 どのへんの上空だろう (琵琶湖よりも遠い所!) |
18:34 北西 夕焼け | 18:35 | |
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像18時) 夕焼けのきれいな理由がわかりそう 琵琶湖や京都での夕焼けはどんな感じだったのだろうな |
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(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) |