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2007年7月
「蜂の巣雲」 (桑名市 15:32)
 
     昨夜は宵から明け方まで快晴で、秋の星座が美しく輝きました。
     夜半頃には、オリオン座も東の空に姿をあらわしています。
     今朝も快晴でしたが、巻雲が現れ始めて、津市では昼頃から高層雲におおわれました。
     一方、北部の桑名市では南西から流れてくる雲が、おおむね北の方に巻雲・巻積雲・巻層雲があって
     南の方に高層雲という分布をしており、万華鏡のように変わる空の景色でした。
     特徴的な雲としては巻積雲の「蜂の巣雲」、蜂の巣のように穴があいています。
     また、流れる上層の雲より下に、積雲のような雲がひとつ、まるで動かないものがありました。
     これは、川越火力発電所からでる煤煙(水蒸気を多く含む)がその上空で雲になってはすぐ消えている
     という「煙状雲」です。

    今日の動画は、@北西の空を流れる上層雲 A南の空を流れる上層雲と動かない煙状雲
     の2つをご覧ください。

    
ビデオ@ 北西の空120倍速
 15:32〜 桑名市
ビデオA 南の空120倍速
 16:18〜 桑名市

< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
8時 亀山市 南の空 巻雲 津市 11時 北東 津市 昼 南南西 高層雲
右上にかすかに内暈
桑名市 15:24 
15:32 巻積雲の蜂の巣雲
15:44 西 大きな積雲
15:47 東の空
南の方は高層雲
巻雲のかぎ状雲 動かない煙状雲
火力発電所からのもの
似た雲がならんでいる
巻雲のかぎ状雲 北の空 方向の異なる絹の繊維
が重なっているみたい
巻雲のかぎ状雲
雲粒の落下をイメージ 日没 逆光の積雲 巻雲の毛状雲
煙状雲と火力発電所 みごとな巻雲 人工起源の雲が2種類 幻想的
西 17:13  17:22 西 17:24
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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