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2007年7月
「午後から しとしと雨」 (津市 15時)
 
     朝、すきまのつまったひつじ雲(高積雲)が南西から北東へ流れました。
     昼は一面の高積雲、もしくは層積雲。
     15時頃、厚みの増した雲を眺めたら、ちょうど雨が降り始めました。
     南岸の停滞前線によって、広い範囲にわたって、雨雲のできているところが多いようです。


    今夜はこのような天気なので、ホームズ彗星の撮影はひとやすみ。
     それで過去のホームズ彗星の資料を調べたら、・・・ありました。

    昭和51年発行の彗星に関する本で、斉田博さんが書いておられるものです。
     1892年のホルムス彗星(ホームズ彗星)は肉眼で見られたあと、いったんとても暗くなり、
     その後再び肉眼で見えるようになったことや、約7年周期の短周期彗星にもかかわらず、
     行方がわからなくなって、20世紀の前半は「失われた彗星」と位置づけられていたことなどが
     書かれています。結局明るかったのは1892年の時だけで、爆発のような現象が起きたという説が
     有力である、としめくくられています。
     次は、こんな歴史をふまえてホームズ彗星をながめてみようかな、と思います。
     
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津市 9;00 南西
すき間の少ないひつじ雲
昼 北西 15時頃 雨が降り始める
夕方までしとしと雨が続く
ラジオ天気図 18時 (クライム発行のラジオ用天気図用紙を使用)

(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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