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2007年7月
「巻雲が朝陽に輝く 師走の空」 (桑名市 7:06)
 
     今日から12月。
     自分の記憶の中で、日付と天気・空の景色がセットになっているいちばん始めは、6歳のときの
     12月1日、天気は「みぞれ」の日でした。幼稚園に通う道を歩きながら、母から「みぞれ」という
     言葉を教えてもらったこと、その場所が今はなくなった上野測候所の前であったこと、さらに
     黒々とした林を背景にして雨と雪が混ざってふっていたことをなぜだかとても鮮明に記憶しています。
     「今日から12月だから、冬になったんだ」というふうに妙に納得していたことも覚えています。
     このようにたわいもない記憶なのですが、自分にとっては「空と雲の(フォト)日記」の原点なのかも
     しれません。
     さて、今年の12月1日は、上層雲が朝陽に輝くすばらしい朝から始まりました。
     巻雲がみごとに乱舞しながら、下弦の月の前を横切っていきます。
     午前は青空に映える高積雲(ひつじ雲)。
     午後は、積雲や層積雲のレンズ雲。下層の風は弱いのですが、上空にやや寒気が入ってきていた
     こともあってか、レンズ雲のような雲やそれが崩れた雲が多く、子どもたちが動物の形にたとえそうな
     雲がいっぱい!
     今日は終日、屋内の科学イベントのボランティアをしていましたが、子どもたちともいっしょに眺めて
     みたいような空でした♪
     
    
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夜明けの空 桑名市 7:06 南東 南西 巻雲 7:06 巻雲の中に下弦の月
巻雲のアップ 7:50 高積雲 津市 9:30 高積雲 津市 15:03 ねずみ?
犬? 大きなレンズ雲 ネッシーの親子? 15:10
(気象庁・メテオプラネット提供の500hPa高層天気図 09時) 小さな寒気核をもつゆるい気圧の谷
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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