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2007年7月
「年越しのカノープス & つるし雲の元旦」 (桑名市)
 
     新年の空は、除夜の鐘を聞きながら、0時に真南の空、カノープスを見ることから始まります。
     カノープスは、りゅうこつ座のα星。南中するわずかな時間だけ真南の地平線上に見える星で、
     中国では「南極老人星」と呼ばれる長寿の象徴なのです。
     また、数は少ないながらも2日連続で北陸のスプライトもキャッチしました。
     冬型で北西風の入る今年の元旦は、鈴鹿山脈を覆う降雪雲を第1列として、大きく桑名市を覆う
     第2列、伊勢湾にかかる雲を第3列とする「動かない雲−つるし雲−」の空となりました。
     午前から昼過ぎにかけて、みごとなまでに同じ場所に大きな雲がいるのです。
     三重県北部の冬らしい景色から、2008年がスタートしました。
          
    
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0時 カノープス 真南 南東 つるし雲 10時
鈴鹿山脈の降雪
西
右から第2・3列の雲
南南東
カノープスの日周運動
(300倍速動画)

クリックしてください
(180mmレンズ)
気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像10時
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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