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2008年 4月2日 (水)
「春嵐 去りて つるし雲」 (津市 12:52 南南西)
 
     小さくて強烈な低気圧が去って朝に雨が上がり、強風の吹き荒れる一日。
     晴れ上がる空の雲の重なりはとても複雑な中にレンズ雲が見られます。
     そして、昼に、津市から南南西の空にとても白く美しく輝く「つるし雲」。
     鈴鹿山脈・布引山地を越えた風が作った雲です。
     層状の重なりがみごとで、しかも場所を変えずに桜の木の真上にずっといます。
     花見よりも、もっと大勢の人に見てほしいな、と思う春の里山の風景でした。
     
    
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10:30頃 雨上がりの空に高積雲やそのレンズ雲 複雑な雲の重なりが美しい 10:32 消えゆく高積雲
鈴鹿山脈を覆う下層雲 12:50頃 南南西の空に美しいつるし雲、丘陵から離れて全貌を見た。
14:40 鈴鹿山脈の過疎運が残る。
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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