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2008年 4月2日 (水)
「昼に見た夢景色−環水平アーク−」 (桑名市 12:49)
 
     「空には美しいできごとがいっぱい!」。 雨雲の空でも高層雲の灰色の空でもいつも思います。
     それでも、「特別な美しさ」というのがやはりあるのです。
     今日は、昨日の雨が上がって、グラウンドの側溝掃除と草取りを午前に終え、バイクに乗って
     ふらりと外に出ました。漠然と期待した空は晴れ上がりのレンズ雲などの高積雲です。
     ところが、今日の空は違いました。あとから作ったひまわり天気図を見れば一目瞭然、南岸の
     低気圧は発達しきらずに停滞前線、日本海に高気圧、日本列島は上空を氷晶が吹き抜けていく空。
     (ちょっと変かもしれませんが、こんなに美しいひまわり天気図はそうはないと思います。)
     そして、このときの空は、地上の風と上空の風が全く異なります。
     下層は穏やかな北東風でゆっくりと積雲を動かしますが、上空は、ほぼ正反対の北西風が
     勢いよく上層雲、そしてハロのもととなる氷晶を作り、流していくのです。
     下層雲が切れてきた昼頃、青空に巻雲の乱舞が始まり、あわててバイクを田んぼ道に止めたときに
     目に飛び込んできたのは、あまりにもすごすぎる『環水平アーク』!!。
     白日夢を見たような気がするほど、神秘的で力強い輝きでした♪
     ほかにも、巻雲の房状雲やかぎ状雲とその放射状雲、川を小石が流れていくような巻積雲などがあり、
     今日の空の美しさはちょっと夜のうちにまとめきれません。ムービーなどは後日アップします。
     夕方は、飛行機雲のような巻雲にも幻日が現れました。
    
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11:55 12:24 12:43
12:49 12:50 環水平アーク
12:50 12:53 12:53 12:53
12:59 これも水平アーク 13:00 巻雲の房状雲、ずっと続いて放射状雲でもある。
13:01 13:03 巻雲のかぎ状雲
13:05 13:06 13:12 巻積雲が
猛スピードで流れる
13:29
13:30 巻雲にも
水平アークの色づき
14:41
巻積雲の波状雲
14:42 彩雲 14:47
14:55 つるし雲 14:56 おもしろい巻積雲
波が複数重なる
15:01 15:16 並んでいた
巻積雲と高積雲
17:47 幻日の輝き
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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