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2008年 4月2日 (水)
「伊良湖水道の移流霧」 (鳥羽市神島 14時頃)

 
     鳥羽市神島は、伊勢湾の太平洋からの入り口である伊良湖水道にある小さな島。
     海岸線の1周の長さは3.9kmですが、最高地点の標高は171mもあります。
     朝から鳥羽市の海には海霧が発生していましたが、風向が南西からに変わった昼頃から、
     太平洋の暖かく湿った空気が比較的冷たい神島付近の海域に流れ込んで、愛知県の対岸まで
     続くようなみごとな海霧を作りました。このような霧を「移流霧」といいます。
     今日は東京湾でも海霧が発生し、船の衝突事故がいくつかあったそうです。
     神島付近の海域でも、船が汽笛(霧笛)を頻繁に鳴らし合って、幻想的な雰囲気でしたが、
     これは船の安全のためにとても重要なことなのですね。
    
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鳥羽市 朝 層雲 海霧・層雲
層雲 海霧 神島に層雲 晴れ間に巻積雲
神島 ウミウシ(Hさん発見) 海霧から船
東方に広がる海霧(移流霧) 愛知県渥美半島まで続く壮大な雲の海を神島の高所から撮影。
神島の灯台
層雲ごしに太陽
海霧・層雲に囲まれた神島 津市 17:20
気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像 14時
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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