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2008年 4月2日 (水)

「巻層雲とハロ」 (津市 午前)

 
     昨日の3名の日本人ノーベル物理学賞と今日の化学賞に湧いた日。
     特に、素粒子は1995年のトップクオーク(さいごのクオーク)発見ニュースのときのことを
     思い出しました。いろいろなコメントのとびかうのが耳に入る一日でしたが、純粋な科学研究が
     正しく高く評価されることはうれしいものです。
     今日の空は巻雲や巻層雲が多く、これは低気圧や前線の雲の北の端に位置したためです。
     ひさしぶりに丸いハロ(内暈)を見ました。
     また、今夜は20時ころに、8等級の恒星が月の南縁をかすめる限界線星食が松阪市であって
     5ヶ所でグループ観測を行いました。(事前に下見してポイントを決めてくださったかたに感謝)
     残念なことに動かない高積雲が月のところにいすわって、「その時」になってしまいましたが、
     きちんと観測態勢を整えて、「そのとき」を見守り続けた時間は、不思議と、すがすがしい気が
     していました。
          
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
津市 午前 巻層雲
内暈も見られた
津市 昼
山沿いには積雲
松阪市 巻層雲
伊勢市 17:55 松阪市 22:55
19:58頃の限界線星食は曇り
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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