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2008年 4月2日 (水)

「養老山系の笠雲・つるし雲」 (鈴鹿市 北北東 16:51)

 
     今日もおだやかな冬の日。鈴鹿山脈の御在所岳に積雲がかぶさっているくらいでほぼ快晴。
     夕方、亀山市・鈴鹿市から北北東に2つの美しいつるし雲が見られました。
     最初、鈴鹿山脈の藤原岳によるものかとも思いましたが、ずいぶん離れて見えています。
     衛星画像と比較してみて、どうやら養老山系の風下にできたもののようです。
     (この方向は伊吹山の風下でもあり、確実ではありませんが・・・)
     日没ころから日没後にかけて見えていて、右の方の雲は、下から白い雲がせりあがってきて
    大きなつるし雲の本体部分を形成していきました。
     これらはふだんよく観察している桑名市からは、多度山とかさなってしまう方向。
     これまでも多度山の方向にユニークな雲がよくあらわれていましたが、伊吹山から養老山系に
    かけて現れる雲のようすに注目してみたいものです。観察ポイントは鈴鹿〜菰野にかけてがよさそう。
    
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桑名市 6:33 南東 津市 昼 頭上の積雲 15:52 御在所岳の積雲
亀山市 16:11 レンズ雲 16:33 日没直前 16:35 つるし雲
16:41 16:43 16:44 左レンズ雲 16:50 右レンズ雲
16:51 16:51 16:53 16:56
16:56 桑名市 18:14 金星・木星 18:15 東 レンズ雲
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像)
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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