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2008年 4月2日 (水)
(ポインターを写真の上に重ねると、冬の一等星の説明図がロールオーバーします。)

「冬の星座たち」 (いなべ市 21:52 Fisheyeレンズ)

 
     快晴の一日。
     ぐんぐんと冷え込む夜空は透明度抜群で、光害にあふれる三重県北部でも少し街から
    離れると、冬の星座がきらびやかに輝いていました。
     12月のこの時期、冬の星座は22時頃には南東の空いっぱいに広がります。
     そして、冬の星座たちには1等星がいっぱい!
     ベテルギウス・リゲル(オリオン座)、アルデバラン(おうし座)、カペラ(ぎょしゃ座)、
    カストル・ポルックス(ふたご座)、プロキオン(こいぬ座)、シリウス(おおいぬ座)。  
    (あともうひとつ、りゅうこつ座のカノープスが、南の地平線すれすれに顔を出します。)
     これに加えて、おうし座のプレアデス星団(M45)も数個の星が集まっているもので、
    1等星をしのぐほどの存在感を見せています。(和名は「すばる」)
     寒い屋外に出るのは億劫なものですが、ときにはこれらの星座たちを眺めてみたいもの。
    小さな双眼鏡で見るプレアデス星団の美しさなどは、まさに宇宙の宝石箱です。
    
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鈴鹿市 7:54 笠雲 津市 12:42 北西
いなべ市 21:22
藤原岳のセメント工場

21:42 オリオン座 50mmF1.4
ISO 1000 f2 8sec

冬の星座 21:52
15mmF2.8 Fisheye
ISO 800 10sec
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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