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「ルーリン彗星」 (3:49 いなべ市) 右が西。ダストの尾が長く左に伸び、イオンの青い尾が下方やや左寄りに出ている。 |
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「高積雲の半透明雲や巻層雲に、タンジェントアークと幻日」 (津市 昼) |
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月24日に地球と再接近したルーリン彗星を、天候が回復した26日の明け方に再び観測することが できました。4日前の22日にはしし座にある土星よりも東に見えていましたが、今朝は土星よりもずっと 西に移動していて、しし座の中央部付近にまで来ていました。望遠鏡などで、近くの恒星を目印にして いると、何分かおきに見ていても彗星が移動しているのがわかるほどです。 また、4日前に撮影した 写真と比較すると、白っぽいダストの尾は同様に長く伸びていますが、青いイオンの尾は出ている向き が大きく変化していました。イオンの尾はほぼ太陽と正反対の向きに出るので、地球から見る位置関係 が大きく変化したのがその原因です。地球とすれ違うように接近したこの彗星のこれらの特徴はとても 印象に残りました。天候のよくない期間ながら、2回見られたのは幸運だった気がします。 さて、昼間の空には、昼ころから午後にかけて、タンジェントアークや幻日がみられました。巻層雲が 多かったのですが、中には高層雲の半透明雲によってタンジェントアークが輝いているらしい時もあり ました。巻層雲と重なっていただけかもしれませんが、ハロに適した氷晶からなる高積雲の薄い半透明 雲が輝いた可能性も十分にあるので、今後も気にしながら観察を続けたいと思います。 |
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桑名市 6:39 東の空 | 南 尾流雲など | 津市 午前 高積雲 | |||
津市 12:37 | 半透明雲にタンジェントアーク | 下部タンジェンタークも | 幻日も | ||
絞りf18でレンズの回折 効果を使い太陽に光条 をつけてみた。 |
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