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2009年 3月31日 (火)

「別れの朝、静かに煌めく タンジェントアーク」 (桑名市 7:17 7:36)

 
     朝、タンジェントアークが美しいカーブを描いて明るく輝きました。
     3日前の3月28日にも明るいタンジェントアークを掲載しましたが、形が異なります。
     これは、太陽高度によって形が変わるもので、太陽高度が低いときは、今日のように中央部が
    へこんだカーブを描くのです。
     内暈もかすかに写っていますが、肉眼ではわからなかったほど。
     幻日や環天頂アークも無く、つまり、タンンジェントアークだけが輝いていたのも特徴です。
     タンジェントアークの原因となる鉛筆形の氷晶が多く存在する巻層雲だったということになります。
    
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桑名市 7:14 7:17 太陽高度17.7° 7:18 7:27
7:36 太陽高度21.6°
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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