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2009年 5月18日 (月)
 
 
 

「@内暈と淡い環水平アーク/A巻雲の放射状雲
/B幻日とタンジェントアーク/C濃密巻雲
/D日没後の赤い煌めき/E営巣するツバメ」
 (桑名市)

 
     特別な現象があったわけではないのに、今日の空は美しい現象がとても多く、タイトル写真を
    しぼりきれずに、結局、6枚も掲載してしまいました。長く延びていた前線が去ったあとに、すぐさま
    上層雲がやってきたためです。
     朝の巻層雲にはハロはなかったのですが、昼前ころから内暈が輝くようになり、夕方には
    幻日やタンジェントアークも輝きました。また、長く伸びた巻雲の無数の毛状雲は、遠近法によって
    放射状雲になり、また巻雲の濃密雲もたくさん!  さらに日没後には神々しいまでの赤い空が
    ごく短い時間だけあらわれて・・・。 一生懸命に巣づくりをしていたツバメの喉の赤色とともに
    強く脳裏に焼きつくような色でした。
     なお、今日は資料の方にもひまわりを3種類使わせていただきました。可視画像では夕方の
    濃密巻雲を、赤外は500hPa天気図・地上天気図と重ね合わせによる立体的な気象状況との
    関連に注目していただければ、と思います。
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
朝、ハロのない巻層雲と巻積雲 ハロと毛状巻雲
ハロと淡い環水平アーク 巻雲の放射状雲 ハロ(内暈)
夕方  内暈・幻日・タンジェントアーク 幻日とタンジェントアーク
巻雲の濃密雲 もつれ雲 タンジェントアーク ツバメ
東に去る濃密巻雲 火山噴火のような日没
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像)
500hPa (気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)

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