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2009年 8月11日 (火)

「SFに登場しそうな惑星の空−積乱雲・レンズ雲−」 

(桑名市 夕方)

 
     台風9号は未明に紀伊半島沖を通過し、朝からまぶしいばかりの青空と高積雲の空。
     高積雲に彩雲が見えたり、うすい巻層雲に内暈が見えたりもしました。
     午後になって北西風が強くなり、鈴鹿山脈を越えてくる風がたくさんのレンズ雲を作りました。
     また、東の空には積乱雲がよく発達しました。夕方に東の空に見えていた立派な積乱雲は、
    ひまわり画像で調べると静岡県に発生していたもの。手前に、まるでUFOのようなレンズ雲が
    浮かんでいます。さらに、日没頃、多度山の上空付近と思われる場所に、レンズ雲がみるみる
    層構造をもって厚くなり、大きなつるし雲のようになりました。今度こういう状況があれば、ぜひとも
    多度山の頂上から撮影してみたいものです。
     ところで、明日8月12日の夜半から13日未明にかけては、ペルセウス座流星群が見られます。
     たまにはゆっくりと寝ころんで星空を眺め、流れ星を数えてみたいものです。
    
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桑名市 朝 高積雲 高積雲に彩雲 10:40 あわい内暈 16:28 レンズ雲
16:30 東に積乱雲 17:09 レンズ雲 北 18:37 東 積乱雲
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積乱雲とレンズ雲 多度山の方角 レンズ雲 18:42 積乱雲の変化 18:46 たくさんレンズ雲
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18:46 北 18:47 短時間だけ雲底の一部が赤くなった 18:55
多度山につるし雲 19:06 雲底の平らなレンズ雲
気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像
500hPa(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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