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2009年 11月26日 (木)
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「雲の海・雨の海、コペルニクスの夜明け−月齢9.7−」 

 
     今日も穏やかな晴天になり、夜には月齢9.7の月が静かに光を放っています。
     雨の海や雲の海(いずれも月面の地形の名称)が見え始め、最も華やかなクレーターである
    「コペルニクス」がちょうど夜明けを迎えていました。嵐の大洋でひときわ目立って輝きます。
     地球では1日に一度、夜明けを迎えますが、月の自転周期は公転周期と同じなので、約
    1か月に一度、夜明けを迎えるのです。
     そしてもうひとつ、これから満月に向けて急激に目立ってくるクレーターとして「ティコ」にも
    注目したくなります。決して大きなクレーターではないのですが、このクレーターから放射状に
    延びる「光条」と呼ばれる筋がこれから日に日に明瞭になってくるのです。
     
    
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桑名市 7:57 西 21:03 月齢9.7
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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