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2010年 2月12日 (金)

「空の削りだし彫刻−つるし雲−」 (桑名市 昼/午後)

 
     低気圧が東に去りましたが、午後まで中層には雲が広がったままでした。
     昼ころに西の低空に晴れ間が見え始め、全天をおおう高層雲の西端に厚みを持った層構造が
    生じてきました。この状態が約3時間続いたのち、空をおおっていた雲が消えていくと、まるで
    削りだしたかのように、鈴鹿山脈に沿った長いつるし雲が残り、見事な空の彫刻が完成しました。
     
    
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桑名市 2:13 東から南東 レンズ雲 7:58 東 高層雲 波状雲
昼 西 全天をおおうAsが
薄くなった頃、つるし雲の
きざし 鈴鹿山脈に沿う形
15:30頃 左の状態が約3
時間つづいたあと、
長いつるし雲が残った
15:30 24mmで撮影
鈴鹿山脈に沿うみごとな
レンズ雲の造形
左の写真の拡大
75mmで撮影
l
この、鈴鹿山脈に沿った長いつるし雲、レンズ雲は夜まで存在しました。
500hPa(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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