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2010年 3月13日 (土)

「寒冷前線の空」 (桑名市 12:45 西)

 
     三重県北部を昼ころに、寒冷前線が通過し、桑名市では昼前に少し雨が降りました。
     (アメダスの記録では、0.0mm)
     寒冷前線、というと、特徴は積乱雲、と学校の勉強などで学習するようですが、三重県あたりでは
    寒冷前線の末端部分が通過することがけっこう多く、中国山地や近江盆地・鈴鹿山脈などの地形の
    影響を受けることもあってか、シビアな現象がいつも顕著に表れるというわけではありません。
     それでも少量の降水のあとに桑名の空をおおっていた雲は、雲底が不気味な起伏をもっていました。
    (地上からは層積雲のように見えました。)
    西の低空の鈴鹿山脈のあたりには陽がさしていますが、これは13時の可視画像の特徴とも合致します。
    東西方向に流れるような中・上層雲のほかに下層雲があって、鈴鹿山脈に沿うようにだけ晴れ間を残して
    いる状態だったようです。
    
     
    
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桑名市 12:45 西 18mm 12:46 東 18mm 12:46 西 18mm
気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像
500hPa(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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