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2010年 4月19日 (月)

「今日も 巻層雲に内暈」 (桑名市 昼)

 
      春は巻層雲が空を覆うことが多く、その氷晶のプリズム効果によってハロが頻繁に現れます。
     先週の15日と昨日(18日)にひきつづき、今日も内暈があらわれました。
      よく思うのですが、ハロが鮮やかに輝くときの巻層雲はこまかな筋が一様に流れるようなとても
     きれいなベール状のときで、そのときの衛星画像でも一様な美しさを感じます。(あくまでも個人的
     な感想・思い込み?です。) 今日の巻層雲は、というと、もっさりとした(うまく表現できませんね)
     タイプで、衛星画像でもちょっときれいとはいいがたい感じ。 雲の美しさは氷晶の美しさ、形の
     そろい方と相関があって、さらに大きなスケールでもその特徴が現れてくるのではないか、と考え
     たりします。 それでも、先週までの異常な気温の乱高下と真冬のような寒さはどうやら終わって、
     昨日からのハロがいよいよ本格的な春の訪れを告げてくれているようにも感じられました。
     
    
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5:46 東 7:13 南 7:14 西 10:09 内暈
12:37 全周がつながった内暈になった
500hPa(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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