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2010年 10月26日 (火)

「冬の始まり」
     西高東低の冬型気圧配置となり、一気に寒気が吹きこんできました。三重県では午後に、まるで
    冬そのもののような冷たい北西風が強く吹きました。例年10月に一度くらいある天気で、自分では
    「冬の始まり」と思っています。
     朝の空は鈴鹿山脈に風枕の雲がかぶさり、その風下にはレンズ雲。津市では午後に高積雲に
    尾流雲が生じていました。
     ところで、衛星画像をみるととてもめずらしいことになっています。沖縄に向かって北上する
   台風14号と、済州島から南に延びるみごとなカルマン渦の雲がぶつかりそうな位置関係なのです。
   夏と冬が同居しているみたいで、今年の短い秋を象徴しているようにも感じます。
   
     
    
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桑名市 朝 西 風枕とレンズ雲 津市 午後 高積雲の塔状雲・尾流雲
気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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