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2011年 1月10日 (月)

「陽だまりの丘に雪霰          
/積雲のずきん雲、断片雲に彩雲
       /月と木星」
 (伊賀市ほか)

 
     ひまわり画像を見ると、日本海の北陸や山陰にはすじ状の雲ではなく、ベナール対流セルの性質を
    もった網の目のような雲。これは季節風がおだやかなことを示しています。若狭湾→関ヶ原→北勢という
    いつもの雪雲のコースには雲が少なく、細長い雲のすじがあるだけで、三重県北部はよく晴れましたが、
    伊賀市や津市では降雪がありました。青山峠では積雪が凍結して、トラックが横転するような事故も発生。
    降雪の少ない三重県では、年に1・2度の積雪に備えてスタッドレスタイヤを装着するかどうか、難しい選択
    に毎年悩むものです。
     伊賀市の積雪は、不透明な雪霰(ゆきあられ)。雪雲が切れて日が射したときの美しさは格別でした。
     
    
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青山峠は積雪・凍結 名張市 降雪がやんで残る積雲
伊賀市 雪霰(ゆきあられ) ずきん雲、
彩雲は手前の断片雲
くりかえし降雪 伊勢湾に長い雲列
気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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