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2011年 3月21日 (月)

「春分の空に波状雲」 (桑名市 16:08 東 35mm)

 
     昨日の夕方に降り始めた雨は朝までにあがり、雨上がりのダイナミックな空を期待しましたが、
    午前中はずっと厚い雲に覆われたまま。
     午後になって青空が見え始めると、ほぼ期待通りの大きなレンズ雲(つるし雲)が鈴鹿山脈に
    沿って現れ、16時頃には高層雲から蒸発し残されたような部分が高積雲の波状雲となって空に
    広がりました。波状雲を見ていると、子どもの頃に遊んだ「うんてい」を思い出すのですが、じつは
    「うんてい」を漢字で書くと「雲梯」、つまり「雲のはしご」と書くのですね!
     また、このような波状構造はひまわり画像において、南岸の雲のあたりにも見られるのですが、
    上の写真とはスケールが異なります。このようにスケールが異なってもよく似た形状の雲が見ら
    れるという類似性がとても不思議に感じました。
     
    
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14:16 西 
大きなレンズ雲 
14:22 16:07 南西 16:08 西 つるし雲
16:08 東の空  高積雲の波状雲 17:29 西 層積雲
高積雲 巻積雲
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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