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「太陽が”分身の術”−『幻日』−」 (津市 16:24) |
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昼頃から、広い範囲で明るい内暈(22°ハロ)が見られる巻層雲。仕事で桑名から津へ向かった のですが、ずっとハロが見えていました。 夕方、仕事の休憩時に空を見ると、強烈な光を放つ幻日(げんじつ)! 六角板形状の氷晶を通る 太陽光の屈折・分散によって見られる輝きです。『幻日』という名の由来は、太陽と同じ高度に並んで 太陽が2つ(あるいは両側に見えたら3つ)あるように見えることにあります。もちろん、本物の太陽が いちばん明るいのですが、今日の幻日くらいの明るさになると、ほんとうに太陽の数が増えたように 感じてもおかしくないほどになります。 そして、夜の空には、わりと高い雲にきれいな波状構造が生じていました。 |
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桑名市 昼 内暈 | 津市 16:24 | |||
もうひとつ太陽が あるみたい |
タンジェントアーク と幻日 |
桑名市 22:41 | ||
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成) | ||||