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2011年 7月11日 (月)
 

「積乱雲・かなとこ雲がいっぱい」 (桑名市 午後)

 
     今日は空の写真を見る前に、ひまわり可視画像(17時)を見ていただく方がよいかも・・・・。
     濃尾平野・伊勢平野は快晴で、はるか遠方を見通せる好条件のもと、各地に発達していた積乱雲
    をばっちりと見ることができました。
     北北東のはるか遠方に巨大なかなとこ雲が見えたのですが、これは富山・新潟から日本海に
    広がっていたもの。鈴鹿山脈の上に見えていた積乱雲やかなとこ雲は京都のもの。この雲は、
    複数の積乱雲がほぼ同時に塔状に発達したものが集合した形態。かなとこ雲が北に広がりながら、
    南に新しい積乱雲が成長してくるパターン。まだ明るいのに、雷も見えました。
     また、昼ころから南の遠い空に巻雲が存在していましたが、これも紀伊半島沖の積乱雲のかなとこ
    雲がちぎれて流れてきているものでした。
     毎日の暑さに閉口はしているものの、梅雨明け独特の積乱雲・かなとこラッシュは、この時期ならでは。
    明日以降もますます暑いようですが、いろいろな積乱雲に出会えるのは楽しみです。
     
    
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朝から積雲の並雲
が大量発生
午後 東 積乱雲 午後 北北東 遠方の巨大かなとこ雲
南西 急発達する2つの積乱雲  これより北にもすでにかなとこ雲が2つ
箱のような、巨大な積乱雲2つ 複数の積乱雲の柱が存在している
さらに南にも積乱雲が発達 東の積乱雲
南西の積乱雲に乳房雲 まだ明るいのに雷も数回見えた 南端の積乱雲
北北東の積乱雲 南からのかなとこ
巻雲
西 乳房雲 多数
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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