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2011年 7月24日 (日)

「夕空高く、さかさ虹−環天頂アーク−」 (桑名市 16:49)

 
     朝から巻層雲が多く、淡い22°ハロがときどき見えていたのですが、夕方には環天頂アークが
    出現。ひさしぶりに見ました。これは巻層雲の氷晶の90°面の屈折・プリズム効果で現れるもので、
    太陽の46°上方で天頂を取り囲むカーブを描き、「さかさ虹」とも呼ばれます。見つけてから1分も
    しないうちに下層の黒っぽい積雲にかくされてしまいましたが、涼しい夕方の風とともにさわやかに
    夏の夕空を彩った瞬間でした。
     
    
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地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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