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2011年 8月10日 (水)

「遠方のかなとこ雲とその反薄明光線」 (桑名市 夕方)

 
     安定した快晴の夏空になり、積乱雲も少なくなりました。そのぶん暑いところが多く、桑名も35.8℃。
     それでも夕方に3つの積乱雲のかなとこ雲が見られました。日中はヘイズのかかったコントラストの
    低い空なのですが、日没頃になると、そうした下層のヘイズに太陽光線があたらなくなり、遠方上空の
    雲の輝きが浮かび上がってくるのです。
     西の空でシルエットとなったかなとこ雲は、ひまわり画像で同定すると、どうやら兵庫県から鳥取県に
    かけてのもの。このシルエットがはるか東の空まで及んで、反薄明光線となっていました。つまりこれは、
    鳥取県から静岡県あたりまでのびる、かなとこ雲のシルエットだったわけで、なんとも壮大なものですね。
     
    
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夕方 西 @積乱雲のかなとこ雲  北東 積乱雲A 東 @による
反薄明光線
西南西
Bのかなとこ雲
が広がったもの
西
薄明光線
(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり可視画像)
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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