10月のカレンダーへ
2011年 10月6日 (木)
 

「夕陽の光芒の中に輝く彩雲/巻積雲」 (桑名市 夕方)

 
     低気圧が東に去った日にはおおむね西や北西から風が吹き、鈴鹿山脈の風下にあたる北勢地方
    ではレンズ雲系の雲(つるし雲をふくむ)がたくさん連なって見られることが多くあります。ときには
    とても大きく広がって位置を変えない雲が生じるのですが、いつも十種雲形の分類で悩んでしまうの
    です。山脈に近いあたりの雲は濃く陰影があって高積雲、東の方へいくと雲は薄く雲片サイズがとても
    小さい巻積雲。はっきりとはいえないのですが、山脈から東に向かってある種の傾斜構造ができて
    いるよう見えます。(いつか、きっちり研究したいものです。)
     今日の夕方の空は、彩雲、尾流雲、巻積雲などが次々とあらわれ、美しい変化をたくさん見せてくれ
    ました。 巻積雲を撮影したとき、目の前をサルが歩いて行ったのには驚かされましたが・・・(かつての
    野良犬のような感じに近づいてきています)
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
朝 南東 西 雨上がりの
レンズ雲たち
夕方 彩雲 西から広がった
高積雲・巻積雲
目の雨にサル!
かつての野良犬のよう
巻積雲 光芒と彩雲 巻積雲
鈴鹿山脈から
位置を変えない雲
尾流雲と彩雲 巻積雲
乳房雲・尾流雲
がめだつ光線
尾流雲 オレンジが消えて上空の明るさが消える
ころ、再びマジックアワーとなる
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

前日へ

翌日へ