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2013年 12月1日 (日)
 

「スプライト/月齢27.4(地球照)/月・土星・水星」 (桑名市)

 
      昨日とほぼ同じ位置のカノープスをとらえた時刻は1h56m。1日に約4分だけ南中時刻が早まって
     いきます。このペースで15日間で1時間、30日間で2時間早まるので、やはり大晦日の真夜中に南中
     することと計算があいます。
      風もなくおだやかな晴天の夜でしたが、北陸の発雷情報を調べると、西風によって雷が起きている
     ようだったので、3時頃に高感度CCDカメラとパソコンをセットして撮影を始めたところ、4時以降に4つ
     のスプライトをとらえました。今日のトップに掲載したスプライトは、どこかバルタン星人の姿を連想さ
     せられませんか? ふしぎな形に発光するものですね。
      一方で、太陽の潮汐力と熱で崩壊・蒸発してしまったとされるアイソン彗星のことからなぜか明け方
     の東の空が気になって、出かけました。もちろん彗星やその痕跡は見えませんでしたが、月齢27.4の
     月に明るい地球照が光っており、黄道に沿って土星や彗星もならぶ美しい夜明け前の星空でした。
     
     
    
< ↓ 画像をクリックして拡大 ↓ >
12月1日 01h56mのカノープス 5:14 月・土星・水星
85mmトリミング 月齢27.4 地球照 5:44 85mm
5:44 5:50 5:55 7:43 西 レンズ雲
04:01 04:39 05:30 05:33
<スプライト>
16:28 日没
地上(気象庁・東京大・高知大提供のひまわり赤外画像と気象庁・メテオプラネット提供の天気図を合成)
 

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